Aマンション屋上防水工事
工事をした
きっかけ
平成30年の台風21号の強風で屋上のプレハブ小屋が屋上を転がり、他から飛来物があり防水材を傷つけ、防水材の防水層が破れた為修繕が必要。
工事データ
お客様のご要望
放っておけば漏水の可能性があるので早く再防水をしたい。
(穴が開いたところは緊急でアルミ材の防水テープをパッチ貼りして応急処置しておりました。)
まつみかけんの提案
防水層の破れが点在しており多量の水が浸み込んでいた。
旧防水層の浮いているヵ所も多く、浮き防水塗膜は全面撤去をしてから防水に取り掛かる必要がある。残っている防水材の下にも水分が多く含まれているため、施工したのちにも水分を徐々に逃してゆく、ウレタン塗膜防水脱気工法(通気シートタイプ)を採用しました。
施工内容 | 屋上部及び塔屋部防水 今回の工事は屋上部の防水工事だけの単一種類の施工です。 |
築年数 | - |
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使用塗料 | 使用材料 ウレタン塗膜防水脱気工法 メーカー AGCポリマー建材株式会社 製品名 サラセーヌ |
ハウスメーカー | - |
仕上げ色 | - | ご依頼のきっかけ | - |
工程内容
①旧防水層の傷んでいるヵ所や浮いているヵ所は全て撤去します。
②撤去した後の下地は濡れているので数日間、乾燥させます。
③旧防水材を撤去したヵ所には段差が生じているので、樹脂モルタルで埋め戻し均一にします。
④水分が完全には抜け切っていないので防水後も水分が抜けるように脱気筒を取り付けてウレタン塗膜防水脱気工法で施工します。
施工前と施工後の比較
施工中の【重要ポイント】
旧防水層の悪所をできるだけ撤去します。
脱気筒の取付ヵ所
旧脱気筒を撤去した後にテープ養生をしておくと、中に含まれる水分が表面に上りテープの裏側に水滴を付けます。多くの水分が残っているのが分かります。
劣化塗膜除去後部の段差修正材の塗布
下塗り材のプライマーを塗ります。
プライマーを塗布後通気シートを貼ります。
隅の立上り部はクロスシートを貼り密着工法を用います。
水分を逃すために脱気筒を取り付けます。
ウレタン防水材塗り1回目
ウレタン防水材塗り2回目
トップコート塗り(保護材)
樹脂モルタル塗り完了
担当より一言
今回は作業的にそれほど難しい施工個所はありませんでした。
施工写真の中で脱気筒取付用の穴からの水分が大量に出てきているのが確認できました。
これほど湿気が出ているのを見るのは初めてで、シートによる脱気工法を用いて正解でした。ちなみにこの湿気が抜けるには数か月掛かると思われます。
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